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エマノンの魅力に取り憑かれる

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「おもいでエマノン」鶴田謙二/梶尾真治 2008年
異国風の彫りの深い顔立ち。すんなりと伸びきった肢体。ジーンズにナップ・ザック。ながい髪、おおきな瞳、そしてわずかなそばかすー。彼女はエマノン、ぼくが出会った不思議な少女。彼女は言った、「私は地球に生命が誕生してから現在までのことを総て記憶しているのよ」と。彼女の口から紡ぎだされる、母から娘へと伝えられたさまざまな『地球』のおもいでたち。~原作「おもいでエマノン」梶尾真治 背表紙紹介文より

Amazonのオススメに上がってきた”おもいでエマノン”。絵に惹かれて購入してみました。
1967年冬。感傷旅行から帰るため、フェリーさんふらわあ号に乗った”ぼく”は、冒頭に書いた娘、エマノンに出会う。全ては原作者の後書きが語っている。そう、エマノンは僕たちの妄想の産物だ。旅の道中で美少女に出会う。偶然か必然か隣に並んで座ることになり、そのうち彼女はぼくに助けを求めてくる。ぼくの好きなSFにも興味を示してくれる。ミステリアスで誰にも本当の事を話してこなかった彼女が、ぼくにだけ語る話。何ていうか、自分が何もしなくても、美少女が自分の都合のいいように行動してくれる、という、正に男にとって都合のいいストーリー。でも、それがいいんだ。語り部である”ぼく”は、読者の僕と同化する。エマノンに惹かれ、エマノンと笑い、そしてエマノンを探す。

鶴田謙二の絵は不思議だ。30億年の記憶を持ち、遠くを見る目をしているエマノンは、表情豊かとはいえない。でも、そんなエマノンのちょっとした表情の変化や動きを、なんとも緻密に描いている。セリフだけを追っていると、あっという間に読み終えてしまうこの物語も、読み返すたびに一コマ一コマの絵を見つめてしまう。絵が多くのことを語っているような気がする。正直、鶴田謙二の絵にハマッてしまった。

雰囲気マンガ、かもしれないが、その雰囲気は独特で大いに魅力的なものだと思います。原作も読んでみよう。絶版だけれども。


おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)
(2008/05/20)
鶴田 謙二、梶尾 真治 他

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tag : 鶴田謙二,エマノン,梶尾真治,

2013-02-19 : 読書 : コメント : 0 :
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