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室内でのフィギュア撮影方法まとめ


撮影中

サグラのきままブログさんの素晴らしい記事(【TIPS】雑貨、小物、フィギュア撮影などテーブルフォト用自宅スタジオ機材についてのまとめ)に感化されて、僕もいまのフィギュア撮影をまとめてみました。

今回の主旨は、自分の撮影方法を再確認することと、後々当時どういう撮影をしていたか振り返るためです。それと、カメラ・レンズ以外でお金がかからないという点では、中級者未満の方の参考になればと。ただ、僕は理詰めよりも直感で動くタイプの人間です。マニュアルも読まないタイプ。O型の鏡ですね。ですから、多分に適当なところがあるかと思いますので、その辺りを予めご了承ください...!



■ 撮影機材

機材

・NIKON D7100
・Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
・ヤザワ クリップライト(電球はLED)
全部で3つあり、電球はLEDの昼白色(TOSHIBA LDA6N-H)。何も考えずに買ったので、本当は演色性の高いLDA9N-D-G辺りの方がいいかもしれません。
・Velbon ULTRA 455
フィギュア撮影に欠かせない三脚。これは実売11,000円くらい。安定感は、D7100でギリギリといったところで、フルサイズは厳しいと思います。
・リモコン Nikon ML-L3
レリーズでもいいのですが、僕の場合レフ板を手持ちすることなんかもあるので、離れた所からでも対応できるようリモコンにしています。
・PLフィルター kenko CIRCULAR PL
光沢のある瞳の反射除去や、フィギュア本体の反射の調整に使います。

機材

・Nikon 18%標準反射板
フィギュアと一緒に撮影して、RAW現像時にホワイトバランスを合わせます。

機材

・スチレンボード(白)
レフ板として使用。いくつかのサイズに切って、用途に合わせて使い分けています。
ダイソーで売ってます。もちろん100円。
・乳半アクリル、トレーシングペーパー
ディフューザーとして使用します。あれ、写ってない...!
・黒画用紙
黒レフやハレ切りとして使用。
ちなみにテーブルは、60cm×60cmのを2つ。2つのテーブルの中央は段差ができますので、片方にフィギュアを置き、もう片方に照明を置くことが多いです。

機材

・背景紙
主に名古屋の”紙の温度”というお店で買った、和紙やアジアの紙を使っています。スチールラックに、クリップで固定。



■ 撮影

今回のモデルさんは、2009年にアルターより発売された、「ドルアーガの塔 the Aegis of URUK ファティナ」。僕のお気に入りフィギュアのひとつです。ムッチリ具合が最高なんですよ...!

全体

俯瞰

早速ですが、最終的なセットです。画像に記載している数字は、撮影のステップ。では、それぞれのステップ毎にどういう意図で何をしているのか書いてみます。

① メインライトを設置
20150225-_DSC5302

右奥にライトを1灯と、右手前のレフ板でフィギュアに光をまわします。僕の場合、まずはフィギュアを色々な角度から眺めて、どこからどういう光が入ると、このフィギュアの魅力が際立つかイメージします。ファティナは、鋭い目と原型師の田中冬志さんらしいムチッとしたボディーを魅せたかったので、右奥からの半逆光にしました。いままでの写真を見てもらうと分かると思いますが、僕は陰影をつけてフィギュアのディテールを出すのが好きなので、半逆光にすることが多いですね。

② 光を和らげる
20150225-_DSC5300

メインライトが当たっている場所が白く反射するので、ライトとフィギュアの間に乳半アクリル(トレペでも可)を置いて、光を柔らかくします。ディフューザーを置く場所を変えてみて、丁度いいところを探ります。

③ 背景を暗くする
20150225-_DSC5299

ドルアーガの塔といえばダンジョン。やはり暗いイメージにしたい。ということで、ライトの奥に黒画用紙を置いて、背景への光を遮ります。

④ 足元を暗くする
20150225-_DSC5298

脚もなかなか魅力的な造形なのですが、今回は上半身を強調したかったため、思い切って足元への光をカットしました。乳半アクリルの下半分に黒画用紙を置き、遮光しています。ここで拘ったのは、ふくらはぎから足首のラインに薄いハイライトを残すこと。遮光したのは、決して台座のホコリを隠すためではないんですよ...!

⑤ 影を起こす
20150225-_DSC5297

僕の好みからいえば④で完成でもよかったのですが、少し影の部分を明るくしたかったので、左に白レフを置いて影を起こします。これも置く場所を色々と変えてみて、イメージに合う場所を探ります。

⑥ マントの内側を明るくする
20150225-_DSC5296

マントの内側は暗くてもいいのですが、もう少しハイライト部分をふわっと明るくしたかったので、左下に小さい白レフを置いて光を反射させます。

⑦ 少しハイライトを追加
20150225-_DSC5295

肩からファイヤーロッドあたりに、少しだけハイライトを入れたいなと思って、右奥の上から筒状にした黒画用紙を付けたライトを追加。いま見ると、あまり効果がないしますね。え、最終的なセットの画像に⑦がない?どうやら外してしまった後のようです...。

これでひとまず完成。あとは現像です。


■ 現像

現像にはadobeのLightroomとPhotoshopを使っています。月額980円のフォトグラフィープランです。

今回は、現像での調整は最低限にしました。
・ホワイトバランス調整
  18%反射板の写っている画像を使用
・トーンカーブ
  暗部を僅かに下げ、中間職を僅かに上げる
・彩度
  赤(ファイヤーロッド)とオレンジ(顔)を+10。肌の血色を良く見せるため、オレンジを若干+に振ることが多いです。
・ディテール
  シャープ 35、ノイズ低減 35
・レンズ補正
  プロファイル補正を適用にチェック

これをPSD形式で書き出し、Photoshopでレタッチ、スマートシャープの適用、リサイズを行い、JPGで書き出します。レタッチは主にホコリ取りが中心で、特にレビューのときには造形の荒さや塗装のはみ出しなどを修正することはありません。

Fatina Step8

これで完成です。

Fatina Step9

たまには35mmで撮影してみるのも、迫力がでて面白いですね。それにしても、レザーのような質感が最高ですな...!

2015年2月時点の、僕のフィギュア撮影方法まとめでした。
ステップ毎に写真を残すのって、思っていた以上に大変な作業ですね。普段は、あれこれ考えて微調整を繰り返すので、完成まで一本道じゃないんですよね。そこで僕が考えたのは、「完成の写真を撮ってから、巻き戻せばいいんじゃないか...!」ということ。まぁそれに気付いたのは、完成の写真を撮ってからなんですけどね。あと今回の撮影で勉強になったのは、ステップ毎の写真を残したことによって、途中段階の写真で完成にしてもよかったかも...とか、このステップから違う方向性もあったな、と振り返ることができたことです。フィギュアの撮影を始めて2年強ですが、一定期間ごとにこのようなまとめをするのは、自分にとっていい場になりそうですね。

Fatina


この記事が、少しでもフィギュアを撮影される方のお役に立てれば幸いです。やっぱりファティナいいなー!

本記事をご紹介いただきありがとうございます。
 ・アキバフォトグラフィ81(アキバフォトグラフィさん)


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2015-02-28 : フィギュア撮影 : コメント : 2 : トラックバック : 0 :
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非公開コメント

No title
昨日グッスマ宮園かをりが届いたので、ブログ記事にしようとフィギュア撮影方法のコツなんかを調べていたらこちらのブログに流れ着きました。

スナップ撮影で我が家のすぐ近くに来ていたり、ドールにハマってたりとなんとなくシンパシーを感じてしまい、コメントさせてもらいました。

私は今後フィギュアを飾る方法でいろいろ研究してみたいなぁと考えていますが、このライティング記事はとても参考になります。

他にも美しいフィギュア写真がいっぱいですので、じっくりと楽しませてもらいますね。
2016-01-30 22:38 : 槙 URL : 編集
No title
>槙さん
閲覧ありがとうございます。
スナップ撮影で近くへ行っていたということは、少なくとも同じ県内ですね。

フィギュアの撮影は最近めっきり減っておりますが、
今でもこの記事を見ていただける方がいるのは、嬉しい限りです。
趣味の世界はどれも沼に足を突っ込むことになりがちなので、
当ブログを見て新たな沼に入ることがないよう、祈るばかりです...!
2016-01-30 22:52 : Plum URL : 編集
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Plum

Author:Plum
■撮影機材
D750
Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G
RX100
NISSIN i40

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