輪るピングドラム プリンセス・オブ・ザ・クリスタル レビュー(2013グッドスマイルカンパニー)

きっと何者にもなれないお前達に告げる!
グッドスマイルカンパニーより2013年6月に発売された、プリンセス・オブ・ザ・クリスタルのレビューです。
輪るピングドラムといえば非常に賛否の分かれるアニメでしたが、僕は結構好きな作品でした。ストレートに表現されない作り手の思いを、視聴者が読み取る必要がある作品というのは、万人受けはしないのでしょうけどね。とにかく、ピンドラといえば、あの長大なイリュージョンシーンですよ!「イマージーン!」「きっと何者にもなれないお前達に告げる!」「生存戦略、しましょうか」毎度毎度同じ長大なシーンと決めセリフが流れるのですが、不思議と苦になりませんでした。ドレスがパージしていくところが好きだったなぁ・・・と!アニメの話はこのくらいにして、フィギュアですね!
プリクリのフィギュアといえば、アルターからも発売されています。造形的にはあっちの方が好みなのですが、いかんせん財布が厳しく・・・。というところで先日、AmazonでHDDのインチネジを買おうとしたら合わせ買い対象だったので、他に何か買うものあったっけな~と物色していたそのとき!グッスマプリクリ様72%OFFの情報が!迷ったら買わないを信条としている僕も、今回は悩みませんでしたよ!
では、プリクリ様のレビュー行ってみましょう!
始めに書いておきましょう。このフィギュア、1/8スケール190mmという小ぶりなサイズながらも、その重量はなんと2.5㎏!1/6のメイドセイバーが699gということからも、プリクリ様がいかに重いか分かります。我が家における最重量フィギュアの登場と相成りました。
「わらわを買え!」と言わんばかりのポーズ。はい!喜んで!じゃなくて、このポーズはオリジナルでしょうかね?と思って変身シーンの動画を見てみたら、階段を降りる前にこのポーズをとっていました。
さて、スカートが大きすぎるので、除外した全身画像も少し載せましょう。
小柄な体だけに、ドレスの圧倒的なボリュームが際立ちます。
荒ぶるペンギン帽子!お顔はアニメに忠実だと思います。ゆえに、造形としてはアッサリしていますね。
陽毬の延命に必要なペンギン帽子。丁寧な造形です。
ペンギン帽子の先っぽ。なかなかキレイに出来ています。
胸もとのなびいたリボンは、ちょっと造形がダルいでしょうか。
一人称”わらわ”のプリクリ様も、体は中学生の陽毬。
このあたりのドレスの質感はいい感じですね。
ドレスを押える仕草の左手。分かりづらいですが、爪の造形はあります。
パンツではありませんよ?じゃあ何だと言われると・・・何だろう?
ニーハイブーツは光沢塗装。恋は戦場のミクやニーソックスも同じですが、光沢塗装によってより造形が分かっていいですね。
圧倒的なボリュームを誇るドレス。モコモコです。塗装はキレイですが、前面はパーティングラインが残っています。また設置面に隙間がありますが、デコマスの写真では隙間はないんですよね。このため、ドレスの重さが多少フィギュアにかかっていると思われます。フィギュア自体前傾なので、台座の結合部分が心配です。
デカイ・・・!
頂上まであと少し・・・!
プリクリ様のイリュージョンシーンといえば、次々とパージされるドレス。そう。このフィギュアでもドレスはパージできるのです!全部じゃないけどね!
いやースッキリしますね。僕としてはパンツ(パンツじゃない)よりも、足が見やすくなったところが嬉しい。
ちなみに台座全体を写すとこんなことに。
台座でかすぎ!(笑)
パージもここまで、ということでグッドスマイルカンパニー、プリンセス・オブ・ザ・クリスタルのレビューでした。
今回撮影で困ったのは、ドレスの中と足への照明です。中まで明るくするためには、正面近くから照明を当てる必要があるのですが、それをすると本体が平面的になってしまいます。結論としては、本体への照明を優先して、足にはレフ板で照明を当てました。ただ、やはり光が弱くて、足が目立たなくなってしまいました。こういう難しい造形にも、上手く対処できるようになりたいものですね。
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