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攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain 視聴

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スタッフ、キャストともに総入れ替えがあった本作。劇場版の押井守でもない、S.A.C.の神山健治でもない、黄瀬和哉監督の攻殻がどのようなものになるのか楽しみでした。黄瀬監督は押井監督のパトレイバー、神山監督の東のエデンにそれぞれ作画監督として関わっていますので、攻殻らしさを引き継ぎつつ、別の攻殻を描いて欲しいなと思っていましたが、さて・・・どうだったでしょうか。


「思ったよりは良かった。けれど印象は薄い。」というのが正直なところ。

まずキャストについては、違和感はありませんでした。坂本真綾さんの素子は、違和感がないというよりも合っていると言っていいと思います。けれど残念なのは、その他のキャスト、バトー、ドグサ、荒巻課長などは、違和感はないけれど印象に残りませんでした。旧キャストの声が耳になじんでいるので、それを払拭するのは難しいと思います。それでもしっかりと印象を残した坂本真綾さんの実力が高かった、ということかもしれませんね。
次に設定とストーリーですが、悪くはないけれど、イマイチな感じは拭えませんね。雰囲気は、S.A.C.が最も近いと思います。9課結成前、という設定ですが、それにしても素子やバトーが未熟すぎるかな。もちろん1話で結論付けることはできないけれど、S.A.Cや2ndGIGは1話で惹きつけられたことを考えると、どうしても物足りなさを感じました。これは脚本のせいでしょうか。印象に残ったセリフ、話を盛り上げるセリフがなかったですね。
致命的なのは、音楽。押井版の川井憲次、神山版の菅野よう子と比べると、どうにも魅力を感じません。OPもあってもなくてもいい音楽ですし、劇中の音楽に至っては全く覚えていません。比べる相手が悪いのかもしれないけれど・・・ね。こればっかりは2話以降に変わることは無いので、シリーズ全体の評価を下げてしまう要素かもしれません。

とまぁ批判的な要素も多いのですが、全体としては「悪くない」という感想です。2話以降に期待したいですね!
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tag : 攻殻機動隊,黄瀬和哉,

2013-09-27 : アニメ : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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Plum

Author:Plum
■撮影機材
D750
Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G
RX100
NISSIN i40

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